Written by Ao Kamisawa.
『君を恋う日々』
第 7 章
すれ違い 胸を[]かれて顧みす 君に良く似た[せな]は遠のき
“君が好き” 口には出せぬ この恋は行き場をなくし 我を[むしば]
君の名を口にするたび思い知る ただ好きになる それさえも[つみ]
[]く恋を息つめて送り 安堵する 私の中から君が消えた日
もう二度と 君が欲しいとは言わぬから せめて記憶に我を[とど]めて
- 2009.09.26 -
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